2022年6月から「23卒」のインターンシップが開始され、いよいよ2023年3月には採用情報が解禁されます。
就活生は企業の採用情報や就活イベントのスケジュールなどを就活サイトで集めますが、現在このような疑問はありませんか?
「どの就活サイトを使えばいいの?評判が良いサイトは?」
「就活サイトの選び方は?理系と文系は同じサイトでいいの?」
就活サイトは大手からジャンル特化型まで種類が豊富で、どれが自分に合っているか迷いますよね。
そこで本記事では、23卒の就活生におすすめの就活サイトや選び方、活用方法まで詳しく解説します。
ジャンル別にランキング形式で特徴を説明しますので、就活サイトごとの違いもしっかり理解して頂けます。
また、23卒の就活スケジュールやインターンシップの応募期間も公開されているデータを用いて解説します。
本記事を読んで頂ければ、自分が使用するべき就活サイトが具体的に把握でき、いつから就活を始めればいいか明確になるでしょう。
記事の最後には就職難から脱却できる就活サイトの活用方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- おすすめの就活サイト
- 就活サイトの選び方
- 就活サイトの活用方法
- 就活スケジュール
この記事を、あなたの就職活動に大いに役立てて頂けたらと思います。
22・23年卒向け就活サイトおすすめランキング
掲載企業数 | 登録者数 | サービス開始 | |
---|---|---|---|
マイナビ | 25,092社 | 731,820人 | 1995年 |
キミスカ | 約300社 | 約60,000人 | 2013年 |
OfferBox(オファーボックス) | 8,106社 | 185,000人 | 2012年 |
掲載企業数 | 登録者数 | サービス開始 | |
---|---|---|---|
理系ナビ | 非公開 | 非公開 | 2006年 |
doda新卒エージェント(理系) | 約4,700社 | 約120,000人 | 2012年 |
LabBase(ラボベース) | 309社 | 26,000人 | 2011年 |
効率的に情報を集めて、就活を円滑に進めるためには就活サイトの利用は必須です。
就活サイトには就活関連の情報がまとまっており、求人情報の検索や就活に関するお役立ち情報が掲載されています。
企業情報をまとめて閲覧できるだけでなく、条件に合わせた求人情報の検索や採用にエントリーすることも可能です。
就活サイトにはそれぞれ特徴や得意ジャンルがあるので、自分に合った就活サイトを絞り込んで選ばなければなりません。
そこで、おすすめの就活サイトをジャンル別に3つずつ紹介しますので、サイト選びの参考にしてくださいね。
総合就活サイトおすすめランキング
掲載企業数 | 登録者数 | サービス開始 | |
---|---|---|---|
マイナビ | 25,092社 | 731,820人 | 1995年 |
キミスカ | 約300社 | 約60,000人 | 2013年 |
OfferBox(オファーボックス) | 8,106社 | 185,000人 | 2012年 |
リクナビ | 10,830社 | 703,861人 | 1996年 |
キャリタス | 15,725社 | 約300,000人 | 2015年 |
unistyle(ユニスタイル) | 非公開 | 約100,000人 | 2011年 |
ONE CAREER(ワンキャリア) | 約40,000社 | 非公開 | 2016年 |
あさがくナビ | 2,320社 | 402,508人 | 1995年 |
ダイヤモンド就活ナビ | 3,500社 | 非公開 | 2007年 |
みん就 | 約26,000社 | 約360,000人 | 1996年 |
※2021年4月時点の情報
この章では「総合就活サイト」のおすすめベスト3をピックアップしてご紹介します。
学部や狙っている企業のジャンルに関わらず、まず最初に登録するべき就活サイトです。
また、もっと幅広く案件を探したい・20代前半で転職したいという方は下記の記事を参考にしてみてください。
第1位:マイナビ
項目 | 詳細 |
---|---|
運営会社 | 株式会社マイナビ |
サービス開始 | 1995年 |
種類 | 総合型 |
掲載企業数 | 25,092社 |
登録者数 | 731,820人 |
対応エリア | 全国 |
就活生は登録必須!国内最大手の総合型就活サイト
マイナビは国内最大手のナビ型就活サイトで、他社と比べても企業数と登録者数が多いのが特徴です。
採用情報やエントリーできるインターンなども豊富なので、数多くの選択肢の中から就職先を探せます。
就活に関するコラムやお役立ち情報も満載なので、とりあえず登録しておいて損はない就活サイトです。
また、マイナビ主催のイベントも全国各地で開催されているので、登録しておけば積極的に参加できます。
「AI適職診断」「長所短所診断」「適職診断MATCH」という3種類の自己分析ツールも利用でき、向いている職業や自分の強みなどを様々な角度から知ることができるのもメリットです。
マイナビは就活準備の段階から早めに利用できるので、スタートダッシュをするためにも、ぜひ登録してほしい就活サイトになります。
第2位:キミスカ
項目 | 詳細 |
---|---|
運営会社 | 株式会社グローアップ |
サービス開始 | 2013年 |
種類 | 逆スカウト型 |
掲載企業数 | 約300社 |
登録者数 | 約60,000人 |
対応エリア | 全国 |
企業からオファーされる!無料の適性検査も魅力の逆スカウト型就活サイト
キミスカは、株式会社グローアップが運営する逆スカウト型の就活サイトです。
プロフィールを登録すると企業からスカウトが来るので、気になる企業があればメッセージによるやり取りができます。そのまま説明会や面接に参加できるので、スムーズに就活が進むのが最大のメリットです。
キミスカは他の逆スカウト型と比べて「企業からのスカウト数」が多く、現在受けている他社の選考も実績として自己PRに登録できます。
プロフィールなどはスマホからでも変更でき、無料で適性検査を受けることも可能。15分程度で職務適正や性格診断といった自己分析ができるのも魅力です。
また、スカウトにも種類があり「プラチナスカウト」と「本気スカウト」は企業側の月間送付数が制限されています。つまり、このスカウトが届けば企業はあなたを高く評価しているという判断材料になります。
自分からだけではなく、企業からもアプローチされたい人におすすめの就活サイトです。
第3位:OfferBox(オファーボックス)
項目 | 詳細 |
---|---|
運営会社 | 株式会社i-plug |
サービス開始 | 2012年 |
種類 | 逆スカウト型 |
掲載企業数 | 8,106社 |
登録者数 | 185,000人 |
対応エリア | 全国 |
幅広い業界からのオファーで可能性が広がる!就活生の約4人に1人が利用する就活サイト
OfferBoxもキミスカと同じで、企業が興味のある学生にオファーをする逆スカウト型就活サイトです。
2021年4月には学生の登録者が185,000人を突破し、大手からベンチャーまで8,000社以上の企業からオファーが届きます。オファー受信率はMARCH以上で約40%、中堅大学以下も約40%と学歴によるオファー数の偏りがありません。
企業側が学生に送れるオファー数には上限が設定されているので、しっかり自己PRやエピソードなどのプロフィールに目を通し、厳選してオファーが送られます。東証一部上場企業の約19%が登録しているのも魅力です。
また、自己分析ツールも利用でき、自分の強みや弱みを把握して自己分析に役立てることも可能です。
プロフィールを登録しておくだけでも価値がある就活サイトになります。
理系特化の就活サイトおすすめランキング
掲載企業数 | 登録者数 | サービス開始 | |
---|---|---|---|
理系ナビ | 非公開 | 非公開 | 2006年 |
doda新卒エージェント(理系) | 約4,700社 | 約120,000人 | 2012年 |
LabBase(ラボベース) | 309社 | 26,000人 | 2011年 |
理系マイナビ | 25,092社 | 731,820人 | 1995年 |
リクナビ就職エージェント(理系) | 約4,000社 | 非公開 | 1996年 |
レバテックルーキー | 約4,000社 | 150,000人 | 2019年 |
理系就職エージェントneo | 約10,000社 | 60,000人 | 2007年 |
TECH OFFER(テックオファー) | 約200社 | 非公開 | 2011年 |
理系就活チャージエージェント | 約8,000社 | 非公開 | 2015年 |
ちほりけ | 930社 | 62,000人 | 2014年 |
※2021年4月時点の情報
この章では「理系に特化した就活サイト」のおすすめベスト3をご紹介します。
理系の学生は総合型就活サイトよりも自分の強みを活かすことができ、就職先もより細かく絞ることが可能です。
第1位:理系ナビ
項目 | 詳細 |
---|---|
運営会社 | 株式会社ドリームキャリア |
サービス開始 | 2006年 |
種類 | 総合型 |
掲載企業数 | 非公開 |
登録者数 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
理系学生の就活を支援!理想のキャリアを実現するための就活サイト
理系ナビはメーカーやIT、コンサル業界といった理系人材を必要としている企業の採用情報を掲載する就活サイトです。
研究開発職やエンジニアだけでなく、金融専門職やコンサルなどの理系の専門知識や数理能力を活かせる仕事を幅広く探せます。
また、理系ナビは就活イベントを積極的に開催。理系に特化した専門セミナーやグループワークイベントなど様々なイベントに参加できるのもメリットです。
理系ナビは就活エージェントも展開していて、面談を元にして担当者が求人紹介や選考の支援をしてくれます。理系学生に特化したコラムや、全国の大学に配られる情報誌の「理系ナビ」も人気です。
さらに、登録情報を閲覧した企業からオファーが届くこともあり、選考通過の可能性が高い企業や理系の知識を活かせる意外な企業と出会えるかもしれません。
第2位:doda新卒エージェント(理系)
項目 | 詳細 |
---|---|
運営会社 | 株式会社ベネッセi-キャリア |
サービス開始 | 2012年 |
種類 | エージェント型 |
掲載企業数 | 約4,700社 |
登録者数 | 約120,000人 |
対応エリア | 全国 |
プロのアドバイザーと二人三脚で就活を成功させる!理系特化のエージェントサービス
doda新卒エージェントは、教育サービス最大手の「株式会社ベネッセi-キャリア」が運営しているエージェント型の就活サイトです。
エージェント型なので、登録すると専任のアドバイザーが就職を支援してくれます。厳選された非公開求人を閲覧できるのも魅力の一つです。
また、通常は採用試験の合否理由を知ることはできませんが、dodaではエージェントを通じて合否理由が分かります。不採用であれば理由を分析し、次の選考に活かせます。
さらにdoda新卒エージェントでは、限定の「特別枠」を利用して選考スピードを早めることが可能です。「特別枠」での応募は独自の選考日程や回数が設定されているので、最速2週間で内定を獲得できます。研究室が忙しくて就職活動が思うようにできない理系の学生に嬉しいサービスです。
このように充実したサービスがあるので、doda新卒エージェントは利用した理系学生からの評価も高く、オリコン調査の「新卒エージェントの顧客満足度ランキング」でリクナビとマイナビに次ぐ第3位にランクインしました。
運営会社のベネッセi-キャリアは教育サービス「ベネッセ」のノウハウを活かし、就活生に合わせたカウンセリングやスキルの育成、キャリア形成支援なども積極的に行っています。
第3位:LabBase(ラボベース)
項目 | 詳細 |
---|---|
運営会社 | 株式会社POL |
サービス開始 | 2011年 |
種類 | 逆スカウト型 |
掲載企業数 | 309社 |
登録者数 | 26,000人 |
対応エリア | 全国 |
研究の成果によってスカウトが増える!忙しい理系学生のための就活サイト
LabBaseは理系学生専用の逆スカウト型就活サイトになります。掲載している企業側は専門性の高い理系人材を求めているので、研究職やプログラマーなどを志望している人におすすめです。
理系学生に最適化されたプロフィールは、研究内容やプログラミングスキルだけでなく詳細な項目まで企業にアピールできます。このような基本情報の他にも、求めるスカウトの種類や志望企業規模、職種や勤務地などの細かい希望も企業に伝えられます。
また、LabBaseの登録者には選考通過者のエントリーシートを無料で配布。選考を通過したエントリーシートの内容をチェックできるので、企業にアピールすべきポイントを把握できます。
さらにLabBaseには、面接対策やエントリーシートの添削もサービスに含まれており、理系ならではのアドバイスを聞けます。
理系の学生は研究などで忙しいので、就活と学業の両立が難しいのが現状です。そこで、企業からスカウトが届くLabBaseを利用して効率的に就活を進めましょう。
ジャンル特化の就活サイトおすすめランキング
種類 | 特化ジャンル | |
---|---|---|
アカリク | 逆スカウト型 | 大学院生 |
スポナビ | 総合型 | 体育会系 |
ツノル | 総合型 | 中小企業 |
薬キャリAGENT | エージェント型 | 薬学部 |
外資就活ドットコム | 総合型 | 外資系企業 |
秋冬採用ナビ | エージェント型 | 秋冬採用 |
ナース専科就職ナビ | 総合型 | 看護学部 |
キャリアセレクト | 逆スカウト型 | ITエンジニア |
サポーターズ | 総合型 | 地方就活生 |
ジールコミュニケーションズ | エージェント型 | 体育会系 |
この章では「ジャンル特化の就活サイト」のおすすめベスト3をご紹介します。
それぞれのジャンルに当てはまる場合は、専門の特化サイトを使用するのが就活の近道です。
第1位:アカリク
項目 | 詳細 |
---|---|
運営会社 | 株式会社アカリク |
サービス開始 | 2014年 |
種類 | 逆スカウト型 |
掲載企業数 | 242社 |
登録者数 | 約12,000人 |
対応エリア | 全国 |
研究も就活も諦めない大学院生の心強い味方!オファーが届くスカウト型就活サイト
アカリクは、 株式会社アカリクが運営する大学院生に特化した就活サイトです。大学院生が就職しやすい職種や、研究を活かせる専門分野の求人情報が充実しています。
取り扱っている採用情報のほとんどが大学院卒向けなので、エントリー時のミスマッチが少なく安心して利用できるのがメリットです。求人も研究職やエンジニアが中心なので、特に理系大学院生におすすめになります。
また、アカリクは都内を中心に定期的な企業説明会を開催しています。即採用可能な求人もあるので、研究で就活が遅れている大学院生にとっては嬉しいイベントです。
さらに、研究で忙しく就活まで手が回らない大学院生のために、アドバイザーが適した企業を紹介してくれる「アカリク就職エージェント」というサービスもあります。地方に住んでいてエージェントに会うのが難しい場合は、オンラインでの面談も可能という柔軟さも魅力です。
大学院生は利用必須のおすすめ就活サイトですよ。
第2位:スポナビ
項目 | 詳細 |
---|---|
運営会社 | 株式会社スポーツフィールド |
サービス開始 | 2013年 |
種類 | 総合型 |
掲載企業数 | 770社以上 |
登録者数 | 20,000人以上 |
対応エリア | 全国 |
全国の体育会学生を徹底サポート!無料エージェント付きの就活サイト
スポナビは、株式会社スポーツフィールドが運営する体育会系の学生に特化した就活サイトです。体育会系を積極採用する中小企業が中心で、地方の企業も多く掲載されています。
スポナビの社員は全員が体育会出身なので、OBやOGだからこそできるサポートが充実しています。無料の就活エージェントサービスがあり、体育会出身の担当者から面談やエントリーシート添削、面接対策などを受けるのが最大のメリットです。
また、スポナビは全国で体育会限定のイベントを開催。体育会積極採用企業を集め、イベントでしか採用しない企業の説明会や、経営者との食事会企画といった内容の濃いイベントが目白押しです。
地方への就職支援も豊富で、大学で競技を続けるために地元を離れたが卒業後は地元に戻りたいという学生の希望にも応えています。
体育会の特別採用枠を設けている非公開の求人なども手に入るので、体育会学生は通常の就活サイトと併せて利用しましょう。
第3位:ツノル
項目 | 詳細 |
---|---|
運営会社 | 株式会社フリーシェアードジャパン |
サービス開始 | 2012年 |
種類 | 総合型 |
掲載企業数 | 非公開 |
登録者数 | 約40,000人 |
対応エリア | 全国 |
中小企業への就職ならツノルにお任せ!優良な求人情報を掲載する就活サイト
ツノルは、株式会社フリーシェアードジャパンが運営している中小企業に特化した就活サイトで、厳選された優良な中小企業だけを掲載しています。
通常の新卒サイトでは、中堅や中小企業の採用情報は大企業の情報に埋もれてしまいます。しかし、ツノルは掲載企業を中堅と中小企業に限定することで、就活生が魅力的な企業の採用情報を見つけられます。これまでにない新たな選択肢が増えるのが最大のメリットです。
また、ツノルは掲載基準に基づく厳選な審査により、的確と判断した企業のみ掲載しています。1つの基準として「健康保険」「厚生年金」「雇用保険」「労働者災害補償保険」のすべてに加入している企業に限定。採用後のミスマッチが起きづらいので、就活生が安心してエントリーできます。
さらにブックマーク機能を利用すれば、気になる中小企業の採用情報が解禁されたタイミングでお知らせが届きます。
マイナビやリクナビなどの総合型就活サイトだけでなく、ツノルを併用することで将来の選択肢を増やすことができますよ。
失敗しない就活サイトの選び方
就活サイトを選ぶ際は、以下のポイントに注目してください。
- 分析サポートが充実している
- スカウト型とエージェント型の就活サイトを併用する
- 人気企業の内定者が書いたエントリーシートが閲覧できる
これらは就活成功に直接影響するので、しっかり押さえておくようにしましょう。
分析サポートが充実している
自己分析が就職活動を左右するといっても過言ではありません。
自己分析を徹底的に行うことで自分に最適な企業を見つけることができ、採用試験の合格率も上がります。
実際にベンチャー就活に特化した情報サイトである「CLUTCH Times」が、2021年に就活事業を展開する企業の157名に実施した「内定に必要な要素」というアンケートでは、自己分析が1位に選ばれています。
出典:【内定もらえる人】企業アンケートから分かる特に重要な特徴とは!?(CLUTCH Times)
この結果から、丁寧な自己分析サポートがある就活サイトの重要性がわかります。
また、業界分析や企業分析のサポートも必要不可欠で、掲載している企業の求人をどれだけ分析できているかも就活サイトの良し悪しに関わってきます。
まずは、分析サポートが充実しているかを基準に就活サイトを選ぶのがおすすめです。
スカウト型とエージェント型の就活サイトを併用する
就活サイトは一般的な総合型だけでなく、スカウト型とエージェント型も複数併用しましょう。
1つの就活サイトだけではエントリーする企業が偏ってしまい、将来の可能性を狭めてしまいます。
また、就活生が抱えている悩みの圧倒的1位は「自分に適した企業がわからない」です。これは就職マッチングイベントを行う株式会社DYMが、就職活動中の男女学生実施した「就職活動に関する調査」で判明しています。
出典:株式会社DYM<2020卒 就活生アンケート>(PRTIMES)
複数の就活サイトを利用すれば就活の軸を広げることができ、思いもよらない自分に適した企業に出会える可能性が高まります。
さらに、近年の就活トレンドは複数の就活エージェントを利用して適職判断をすることです。
上記でも紹介した、株式会社DYMの就職活動中の男女学生実施した「就職活動に関する調査」では、回答数633名のうち70%以上が複数の就職エージェントに登録していると判明しています。
出典:株式会社DYM<2020卒 就活生アンケート>(PRTIMES)
スカウト型の就活サイトは、最初にプロフィールを登録した後は企業からのオファーを待つことができます。
エージェント型は登録するだけでアドバイザーのサポートを受けられるので、効率的に総合型との併用が可能です。
就職先の選択肢を増やすためにも、自分が扱える範囲で複数の就活サイトを併用しましょう。
エージェント付きの就職・転職サイトを探したいという方は下記の記事を参考にしてみてください!
人気企業の内定者が書いたエントリーシートが閲覧できる
初めての就職活動では、エントリーシートを「どうやって書いたらいいのか分からない」「書きたいことを上手く文章に表せない」といった悩みを抱えてしまいます。
そこで、過去の内定者が書いたエントリーシートを閲覧して対策できるのは、就活において大きなアドバンテージになります。
また、エントリーシートだけでなく面接対策などのサポートも受けられるのがベストです。
無料でエントリーシートを閲覧できる就活サイトを最優先にしつつ、他の採用試験対策も充実しているものを選びましょう。
23卒の就活はいつから始めるべき?
ここからは、23卒の就活スケジュールを紹介します。
最後に22卒についても触れているので、具体的な時期をしっかり把握しておきましょう。
23卒の就活スケジュール
23卒も6月に就活が解禁する現行のルールが維持されるので、2021年4月~6月にサマーインターンシップの情報が公開。同時に23卒向けの就活イベントやセミナーも開催されます。
7月~9月にサマーインターンシップが行われ、10月以降に秋冬のインターンシップを実施します。
12月初旬から大学推薦の説明会や情報公開が始まり、2022年2月~3月頃がエントリーシートの提出締切や会社説明会開催のピークとなります。
3月~5月には就活ルールに則った大手企業の採用情報の公開がスタート。6月には採用試験が本格化し、随時内定が出されるというスケジュールになります。
23卒は2021年4月頃から情報収集を始めて、サマーインターンシップに参加するのがベストです。
インターンの応募や期間は夏から冬
23卒向けのインターンは、2021年の7月頃から2022年2月頃まで実施されます。
サマーインターンの応募は6月頃からスタートし、サマーインターン自体は夏休みなどのまとまった時間が取れる時期に、数日から1カ月程度行われます。
オータムインターンの応募は9月頃、ウィンターインターンは12月頃からスタートし、それぞれ数日から数週間程度行われます。
インターンシップは企業だけでなく、働くということについても多くの情報収集ができます。これは、自分のやりたいことや職業適性を判断できる絶好のチャンスです。
また、インターンシップに参加した学生は選考情報が優先的に提供されたり、採用直結型のインターンシップもあります。
参加時の成績次第では、そのまま一次採用を突破とする企業も多いので、インターンシップには積極的に参加しましょう。
22卒が今から就活するなら
業界によって異なりますが、22卒には内定を出し終えてエントリーを終了している企業も少なくありません。
その事実を受け止めて、まずは自己分析とエントリーシートの作成を速やかに始めましょう。ここが就職活動で最も重要な作業です。
次に、採用試験のエントリーを増やしましょう。志望度が低い場合でも、すぐ選考が始まる企業であれば応募します。面接など場数を増やすことで、周りとのハンデを取り返します。
この間にスカウト型の就活サイトに登録し、自分で企業を探しながら企業にもあなたを探してもらいましょう。これで就活のスピードが倍になり、登録にデメリットはないのでスカウト型就活サイトの利用は必須になります。
そして、最も狙うべきは「内定直結型の合同説明会」です。これは説明会で採用選考が始まり、企業によっては即日内定する可能性がある就活イベントになります。
例えば「MeetsCompany」であれば、企業の経営陣や人事部長などの採用権限をもった人が直接合同説明会を行います。年間10万人が利用して参加者内定率が95.8%という結果もあるので、積極的に参加しましょう。
もし周りに早期内定した同級生がいれば、選考対策を聞くのも1つの手段です。
就職難から脱却できる就活サイトの活用方法
記事の最後に、就活サイトの活用方法をご紹介しておきましょう。
- 就活サイトは複数利用する
- 適職診断を活用する
- 就活サイトのコラムや企業特集などでも情報を収集する
3つともすぐに実践できる方法なので、あなたの就職活動にぜひお役立てください。
就活サイトは複数利用する
選び方でも解説しましたが、1つの就活サイトだけではエントリーする企業が偏ってしまうので、総合型だけでなく複数の就活サイトを併用しましょう。
複数の就活サイトを利用することで、求人情報やイベントの見落としも防げます。
また、ある程度の志望業界が決まっている場合は、ジャンル特化の就活サイトも利用するのがおすすめです。総合型では公開されていない求人が多く、業界の情報収集も容易になります。
しかし、登録している就活サイトが増えすぎると管理が大変です。
自分のキャパシティの範囲で利用し、メインサイトとサブサイトを決めて効率的に活用しましょう。
また、今では女性に特化した就職・転職サイトもあります。
働きやすい職場を選ぶためにも、特化した就職・転職サイトも合わせて確認するようにしましょう。
適職診断を活用する
就活サイトの適職診断では、自分の性格や仕事に対する姿勢などの傾向から向いている職種を知ることができます。
まだ学生である就活生は、アルバイトやインターンシップの経験しかありません。自分の適職が分からないのは当たり前なので、知っている狭い範囲から適職を探すのではなく、今より広い視野にする必要があります。
また、企業の給与や待遇面だけでなく、仕事内容が自分の強みや性格と合っているかで判断することで、就職後のミスマッチを防ぐことにも繋がります。
就活サイトのコラムや企業特集などでも情報を収集する
就活サイトには企業の採用情報だけでなく、テーマに沿ったコラムや特集記事が掲載されている場合があります。
会社情報や採用情報だけでは分からない職場の雰囲気や、就活に直接活用できるお役立ち記事を見て参考にしましょう。
就職活動では情報収集が大切で、就活サイトであればスキマ時間にスマホなどで手軽に閲覧できます。
時には息抜きとして、社員のインタビュー記事を見ながら自分が働いている姿を想像するのも、モチベーションアップに効果的ですよ。
就活サイトのおすすめまとめ
就職活動を成功させるために、22・23年卒向けのおすすめ就活サイトを積極的に利用しましょう。
掲載企業数 | 登録者数 | サービス開始 | |
---|---|---|---|
マイナビ | 25,092社 | 731,820人 | 1995年 |
キミスカ | 約300社 | 約60,000人 | 2013年 |
OfferBox(オファーボックス) | 8,106社 | 185,000人 | 2012年 |
掲載企業数 | 登録者数 | サービス開始 | |
---|---|---|---|
理系ナビ | 非公開 | 非公開 | 2006年 |
doda新卒エージェント(理系) | 約4,700社 | 約120,000人 | 2012年 |
LabBase(ラボベース) | 309社 | 26,000人 | 2011年 |
就活サイトは、特徴の違う複数の種類を併用することが大切です。
活用することであなたの就活を助けてスムーズに進められるので、就活サイトに登録して目指している企業への就職を成功させましょう。
この記事があなたの就活に少しでも役立てば嬉しいです。